おひさま堂の紋章

――こんにちは。豆屋の女房でござりまする。

10月14日(水) 香炉の月 拾四日 浸潤の日

山葡萄の実が深い藍色に熟し、蔓の間に秋の実りをのぞかせています。
本日は水曜日のため、定休日でございます。金曜日に向け静かに整えてまいります。

 さて、本日はどの道からお進みになりますか。
      

珈琲占星術師の書板
  ⭐10月14日(水)の星読み=珈琲暦 香炉の月 拾四日 浸潤の日

今日のおすすめ珈琲アイコン

《苔むす石段》 山道の古い石段には、長い年月をかけて苔が育つ
急いで歩く者には見えぬものも、立ち止まれば豊かな表情を見せるだろう。
今日は新しい知識を求めるより、すでに知っていることを深く味わう日。
時をかけて心に染みたものは、容易には失われぬ。

本日、星の導く豆は― ペルー カハマルカ*聖なる森の静寂を映せし香味
穏やかな味わいとやさしい余韻が、静かに積み重ねられた時間の豊かさを思い出させてくれるであろう。

焙煎に妥協なし!

──香り立つ一杯は、火と語らいし焙煎士の叡智から生まれしもの

我、ひと釜ごとに精霊のごとく豆と対話し、温度の律を読み、香味の兆しを見極めん。

それは、ただの焙煎にあらず、貴殿だけの味を紡ぐ“魔法”のような所作。人はこれを誂え焙煎(またの名をオーダー焙煎)の術という。 大きな魔導炉に任せて生み出される千の同じ味とは一線を画し、焙煎士が火の精と語らいながら、豆ひと粒ずつに魔法をかけるかのように生み出す“貴殿のための唯一の香りと味”なり。

さあ、貴殿の杯に注がれるその一滴から、味の冒険を始めよう! 珈琲の世界を旅する「珈琲叙事詩」、選択の扉を進む「体験:珈琲聖杯への道」など、この世界を楽しむ仕掛けも随所に。ごゆるりと、お楽しみあれ。

※ 初めてのお客人のためのご案内「おひさま堂 秘伝の書 ― 美味しき珈琲豆が生まれる三つの理由」も、ご注文の方法等を含め、必ずや貴殿の探求を照らす灯火となるだろう。

 五大産地 ― 珈琲大陸の物語

珈琲の世界は五つの大地から紡がれる――それぞれが固有の香りと気質を宿し、貴殿の旅路を導く。 さあ、気になる大地の扉を開きたまえ。 香りと味を誇りに刻む豆たちが、貴殿に語りかけている──『我こそが、次なる一杯にふさわしき者』と。

※ どの産地が好みか迷いし時は「 珈琲叙事詩 旅路の章」が良き道標となろう。

香味の羅針盤─珈琲の旅路に道標を!

迷いの森に足を踏み入れし者よ──いま、香りが道を照らす。

「どの珈琲を選べばよいのか」と戸惑うその時、眼前にあらわれし「ふたつの道」。
「聖杯への試練」か、「時を刻む物語」か── ふたつの道が、貴殿の感覚を呼び覚ます。

さあ、楽しみながら、自らの“好み”を知る旅へ出よう。必ずや、運命の一杯が見つかることであろう。

珈琲叙事詩―読んで旅する珈琲の世界

架空の文書館に掲げられた掲示板

🪧 王立ギルドの文書館より《おひさま堂秘密の年代記》のご案内

「おひさま堂の成り立ちが知りたい御仁は、秘密の年代記をご覧あれ」
どうやら、あの珈琲屋にも裏物語があるらしい……。
勇者とその女房が歩んだ豆と笑いと波乱の冒険譚。剣も魔法も登場せぬが、なぜか笑いだけはそこかしこから顔を出す……?!

☑️最新話 🏰 第9章:四月の雪 ― 祝福の白き試練と凍える朝 ― ―(4月27日公開)はこちら ☑️ その他の「秘密の年代記」を覗いてみる