おひさま堂の紋章

――こんにちは。豆屋の女房でござりまする。

11月6日(金) 枯淡の月 禄日 香気の日

唐松の細い葉が金色の雨のように舞い、林の足元へ降り積もる季節です。
移ろう景色を眺めながら、皆さまをお迎えする準備を整えております。

 さて、本日はどの道からお進みになりますか。
      

珈琲占星術師の書板
  ⭐11月6日(金)の星読み=珈琲暦 枯淡の月 禄日 香気の日

今日のおすすめ珈琲アイコン

《晩秋の果実灯》 木々の葉が色を失い始めるても枝先には鮮やかな実が残っている
枯淡とは、すべての色が消えることではない。静かな景色の中だからこそ、ひとつの色が深く心に届くこともある。今日は賑やかさを求めず、身近に残る小さな喜びを見つけたい。その光は、冬へ向かう道を温かく照らすだろう。

本日、星の導く豆は― モカ イルガチェフ* 精霊の森の果実
果実を思わせる香りが、静まりゆく季節の中にも失われぬ明るさと、ささやかな幸福の存在を教えてくれるであろう

焙煎に妥協なし!

──香り立つ一杯は、火と語らいし焙煎士の叡智から生まれしもの

我、ひと釜ごとに精霊のごとく豆と対話し、温度の律を読み、香味の兆しを見極めん。

それは、ただの焙煎にあらず、貴殿だけの味を紡ぐ“魔法”のような所作。人はこれを誂え焙煎(またの名をオーダー焙煎)の術という。 大きな魔導炉に任せて生み出される千の同じ味とは一線を画し、焙煎士が火の精と語らいながら、豆ひと粒ずつに魔法をかけるかのように生み出す“貴殿のための唯一の香りと味”なり。

さあ、貴殿の杯に注がれるその一滴から、味の冒険を始めよう! 珈琲の世界を旅する「珈琲叙事詩」、選択の扉を進む「体験:珈琲聖杯への道」など、この世界を楽しむ仕掛けも随所に。ごゆるりと、お楽しみあれ。

※ 初めてのお客人のためのご案内「おひさま堂 秘伝の書 ― 美味しき珈琲豆が生まれる三つの理由」も、ご注文の方法等を含め、必ずや貴殿の探求を照らす灯火となるだろう。

 五大産地 ― 珈琲大陸の物語

珈琲の世界は五つの大地から紡がれる――それぞれが固有の香りと気質を宿し、貴殿の旅路を導く。 さあ、気になる大地の扉を開きたまえ。 香りと味を誇りに刻む豆たちが、貴殿に語りかけている──『我こそが、次なる一杯にふさわしき者』と。

※ どの産地が好みか迷いし時は「 珈琲叙事詩 旅路の章」が良き道標となろう。

香味の羅針盤─珈琲の旅路に道標を!

迷いの森に足を踏み入れし者よ──いま、香りが道を照らす。

「どの珈琲を選べばよいのか」と戸惑うその時、眼前にあらわれし「ふたつの道」。
「聖杯への試練」か、「時を刻む物語」か── ふたつの道が、貴殿の感覚を呼び覚ます。

さあ、楽しみながら、自らの“好み”を知る旅へ出よう。必ずや、運命の一杯が見つかることであろう。

珈琲叙事詩―読んで旅する珈琲の世界

架空の文書館に掲げられた掲示板

🪧 王立ギルドの文書館より《おひさま堂秘密の年代記》のご案内

「おひさま堂の成り立ちが知りたい御仁は、秘密の年代記をご覧あれ」
どうやら、あの珈琲屋にも裏物語があるらしい……。
勇者とその女房が歩んだ豆と笑いと波乱の冒険譚。剣も魔法も登場せぬが、なぜか笑いだけはそこかしこから顔を出す……?!

☑️最新話 🏰 第9章:四月の雪 ― 祝福の白き試練と凍える朝 ― ―(4月27日公開)はこちら ☑️ その他の「秘密の年代記」を覗いてみる